誇りを守ろうとして出来た明治維新後の日本

かつて武士は、立ち会うごとに「名を名乗れ!」と叫んだ。それほど誇りを持っていたことになる。
恥ずかしい行いをすれば、名折れだ。自分の名を大事にするから、名付けの親も尊敬し、藩つまり国を愛する心も郷土への誇りも持てる。日本と言う国は素晴らしい尊い国だと世界に誇れたのだ。

死を賭して、その誇りを守ろうとして出来た国が明治維新後の日本。
それから西洋文明を浴びるように吸収し、教育も西洋流に変わっていった。かぶれすぎだと戦前には皇国史観が発達したが、ゆがんだ誇りは朽ち果てた。今政治が変わろうとしても、結局は米国主軸には変わりない。
だからもう、当てにするのはやめにしよう。政治家も疲れている、だからゆっくり休ませてあげよう。自分たちの手で教育を見直し、子供たちの世界を改善しよう。
名前のもつ素晴らしさに気づかせてあげよう。それなら、どの親もどの教師も出来るはずだ。

そこから始めてみよう。
子供にまだ日本語を理解できる力がなくてもいい。先ずは両親がその子の存在する意味を見い出そう。『名前のことだま』の智恵を借りれば、面白いようにそれが分かる。体験記(ことだま師紹介から閲覧可)を見ても明らかだ。 

 ことだまの目指す時代。
 それは、子供にとって、最初の教師である母親の子育てから始まる。

自分と子供の名前の持つ意味を知ろう。家系を知り自分が生きている重みに触れよう。『ことだま師』がその水先案内人となります。

和の精神を、名前という身近なところから取り戻すことは、最初の教師である母親に不可欠な智恵。
急がば回れで政治を変えるよりはるかに近道で、確実です。

『一燈照隅 万燈照国』。(最澄)